ナゾトキ街歩きゲーム「地下謎への招待状2016」をやってきた感想です。
ゲームの紹介を書くにとどめて、ネタバレはありません。
丸の内の謎解きに引き続き、メトロの方もやって来ました。
概要については上記公式サイトが詳しいのでそちらを併せて参照ください。キットを買い、東京メトロに乘って移動をしながら謎解きをしていくゲームです。
メトロで行われる「地下謎」は2014年から3回目ですが、筆者は昨年の2015年から始め、今回で2回目となります。
【始めかた】
ゲームに必要なキットは銀座、池袋、新宿、渋谷、上野で購入可能。メトロの24時間乗車券も付いてくるので、キットさえ購入すればそれだけですぐに謎解きが始められます。
1人分で税込2,160円。複数人の場合も1人ずつ購入した方がいいです。キット毎に乗車券が付いてきますし、グループ内で誰が最初に気付けるかとわいわい楽しめます。
どこで買ってもいいやという方は、今回はその後の移動の都合から上野駅で買うといいかもしれません。
ちなみに上野駅は唯一の英語版が買える駅ということで、売り場が国際色豊かです。売り場からすぐの地べたで最初の謎解きをしている外国人観光客もいてびっくりびっくり。
キットを購入したところで早速メトロに乗車したいところですが……まずはどこに行けばいいのか、それすらも謎を解かないと分かりません。購入したキットだけを頼りに、謎を探しに行くべき駅をいくつか解き明かす必要があります。(キットを購入できる駅が複数あることからも、この段階での謎はどこでも解けます)
そうやって向かうべき駅、解くべき謎を次々と明らかにして答えを見つけていくのがこの謎解きです。
【所要時間】
参考までに僕の場合は日曜の正午に開始して、ゲームとは関係ない移動を除いて4時間弱でクリアしました。
ノーヒントでほぼ迷わずに移動と謎解きをしてこのぐらいの時間が掛かったので、純粋なプレイ時間としては半日程度を見積もるといいかと思います。途中でゆっくり食事や休憩など、寄り道を挟む場合はそれに加算して考えてください。
スタート時間の都合もあってガンガン解き進めてしまいましたが、午前中から始めて休憩を挟みつつ、ゆっくり一日かけて夕方には解き終わるーくらいの方が駅や街を楽しむ余裕があって良いかもしれません。
24時間乗車券の期限が切れたとしても、新たにフリーきっぷや乗車券を購入すれば複数日にわたってプレイすることも可能です。ただ、そんな時もキットに付いてきた期限切れの乗車券は一緒に持ち歩きましょう。
スタート。 pic.twitter.com/oRJNDISGvN
— 奇行太朗 (@kiko_taro) 2016年11月13日
おわりましたーーーーー/ナゾトキ街歩きゲーム「地下謎への招待状2016」のすべての謎を解き明かした!! https://t.co/YMKwDFZqQg #地下謎 @realdgameさんから
— 奇行太朗 (@kiko_taro) 2016年11月13日
【内容】
ネタバレ要素はありません。
内容としては「メトロに乘る」「謎を解く」ことがメインで、それにともない屋外に出ることもちょくちょくあります。
屋外に出ること、そして何よりメトロに乗ったり降りたり乗り換えたりを繰り返すことが多いので、必然的にそこそこの距離を歩くことになります。メトロの駅構内に階段や長い通路が多いことは皆さんご存知かと思いますので、歩きにくい格好は避けた方が無難です。
また、謎を「解く」ことが主なので、駅に着いて「さあ謎がこの辺りのどこかにあるはずだ探すぞ!」感は少ないです。というか、キットを手に立ち止まる他のプレイヤーが結構な数いるので「あ、あそこでやってる」と場所自体はわりかし簡単に分かります。ただ、途中のとある謎解きだけはヒントの一つがなかなか見つけづらかったなあ……。
【ネット環境】
以下の2つの時にだけ、ネット環境(スマホ・PC等)が必要になります。
・謎が分からずヒントを見たいとき
・最後の謎を公式サイトへ入力、答え合わせするとき
丸の内の謎解きでは常時スマホを使いながらのプレイでしたが、こちらはかなり限られたタイミングでしか使わないので、電池の心配いらず。しかも、最後の謎は現場の写真さえ撮っておけばどこでも解けてどこでも答え合わせができます。
プレイヤーの年代層としても、こちらの方が幅が広かった印象です。そもそもの認知度の差もあるかもしれませんが……。
【感想】
去年よりもやや難しいと感じました。
僕は昨年からの2回目だったので多少勝手が分かってきた部分はありましたが、謎解き単体としてはそんな印象を覚えました。(ネットでは簡単になったと言う人もわりといますが……)
というか、「これで……合ってるんだよな?」と行き先に100%の確信を持てない状態で地下鉄を乗り降りしなければならない部分が登場したため、不安や緊張感が昨年より増しているのです。(不安なだけで、ヤマを張ったり確率で動いたりしなければいけない訳ではありません。正しく解ければちゃんと進めます)
謎解き自体も、勘違いしたり思考のドツボに嵌まったりした時の抜け出せない具合はパワーアップしているのではないでしょうか。
謎解き自体もだいぶ手が込んでいるので、解きごたえはかなりあります。よくこんな問題つくったなあとしみじみ思いながらメトロを乗り継いでいました。
ひとつだけ言うとしたら、今回の使用エリアはやや偏っている気がするなーということくらいでしょうか。
【アドバイス(?)】
何度も言いますがネタバレ要素はありません。
2回目ながらもリピーターとして思ったのは、「相変わらずとことん何でも謎解きに使う」ということ。
特に、購入したキットは余すことなく使います。キットで用意されているもの・印刷されているもので無駄に終わるものは基本無いと思って掛かると、ひょんなことから謎を解くきっかけになるかもしれません。
かなり手が込んでいて解きごたえもあり、きっと満足できるゲームなので、気になった方は是非プレイしてみてください。開催期間は2017年1月末まで。
また来年も開催されることを楽しみにしようと思います。
↑↑↑地下謎が好きな方・気になった方はこちらも是非どうぞ。
丸の内を練り歩いたり無料シャトルバスに乗ったりしながらの謎解きです。
所要時間は地下謎よりも短く難易度も易しめです。