うにょら~堂

関東在住のへなちょこ社会人(バイク乗り、たけのこの里派)が思ったことや行ったところについて書きます。

「地下謎への招待状2018」をやってみた【ネタバレなし】

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今年も『地下謎への招待状2108』を早速プレイしてきましたので、概要・難易度・所要時間・感想をまとめていきます。

概要

謎解きのキットを購入して、キット内のアイテムと街や駅構内の手がかりをもとに謎を解き進めるゲームです。

東京メトロのこの企画は今年で5回目。テーマカラーが初代の青に近い色になりましたが、これはどちらかというと水色なんでしょうか。

毎年同じ時期に開催されているこの企画ですが、別に謎解きゲームが初めてだという方でも全く問題なく楽しめるので、興味がある方は是非参加してみてください。

realdgame.jp

↑公式サイトには練習問題もあります。この手の頭の体操が好きな方はきっと病みつきになるはずです。 

 

始めかた

ゲームに必要なキットは上野、北千住、東京、王子、新宿、渋谷駅の定期券売り場で購入可能です。東京メトロの24時間乗車券も付いて来るので、キットの購入だけで最初から最後まで謎解きを楽しめます。

キットは一式2200円。あれっ、前回より着々と値上げしている……。まあ価格相応に楽しめるイベントだと思うのでケチることはありません。複数人で参加する場合、「キットはひとつでいいんじゃね?」と思いがちですが、同じ場所にいても各々で考える方が楽しいです。ここは人数分のキット購入をお勧めします。ちなみに、1人1キット買うことでオリジナルタオルハンカチがプレゼントされます(数量限定)。

キットを手にしたら、キット内のガイドブックや駅構内のポスターの指示に従って移動し、都度都度謎を解いて進みます。解かないと次の行先が分かりません。そうやって謎を解いては地下鉄に乗り、降りて歩いては謎を解いての繰り返しをしながら最後の謎まで解ききっていくゲームです。

とはいえ今回、乗りながら解かされる問題もいくらかあるんですけどね。

 

所要時間

移動や謎解きといったゲームプレイに要した時間は5時間、およそ半日でした。

所要時間はキットを購入する駅や移動の仕方によっても多少前後しますが、何より謎を解く早さで大きく変化します。ので、基本的には終日掛かる可能性があると思って挑むのが良いかと思います。一度ドツボに嵌まると解くのはなかなか骨です。

特に今回、いくつもの選択肢から好きな移動先を選んで解きに行くパートがあり、その選び方によっては謎解きに要する時間が最大50分変化します(ガイドブック内に記載された目安時間から算出)。

どの行先の謎にどれくらいの時間が掛かるかは移動前に提示されるので、行ってみたい駅を選ぶも良し、現在地から行きやすい駅を選ぶも良し、難しい謎に突っ込んでいくも良しです。ちなみに僕は、わりと時間の掛かる謎をチョイスしました。

 

早く終わらせたところで特別何かある訳でも無いので、腰を据えてゆっくり謎を解きがてら途中で茶をシバいたり観光したり食事したりどさくさでちゃっかりデートっぽいことをするといいと思います。休み休み丸一日かけてプレイなんて優雅で良いですね。

キットに付いてくるのは24時間乗車券ですが、別に1日で終わらせなければいけないものでもありません。それこそ「1日で終わらなかったね」なんて言って後日普通の24時間乗車券を別途購入して、どさくさで複数日に跨ぎデートでもすればいいと思います(ただしその時もキットに付いてきた期限切れの乗車券は常に持っておきましょう)。

 

内容・アドバイス

(ネタバレやヒントはありません)

基本的には①地下鉄に乗る②駅や街を歩く③謎を解くの3要素。

謎を解く手がかりを得るために移動し、謎を解いて、次の手がかりのある場所へ移動するの繰り返しです。繰り返しといっても色々なアプローチをしてくるので、飽きは来ません(来るようだったら毎年参加したりなんてしません)

路線の乗り換えや下車後に街を歩いたりと、少なからず自分の足でそこそこの距離を歩かなければならないので、歩きにくい服装や靴は避けた方が良いでしょう。

それと、ただでさえキットを手に歩き回るので、自分の荷物は肩掛けや背負うなりしてキット以外は手に何も持たない状況であることが望ましいです。

 

感想

このシリーズも4回目の参加ともなればだいぶ慣れてきた部分はあるものの、それでも相変わらず飽きさせないのは流石としか言いようがありません。どんなところが、というのは実際に参加して味わってもらうべきだと思いますので、ここでは具体的に書くつもりはありませんが。

自分たちの慣れなのか誰にとってもそうなのかまでは正直わかりませんが、「(難易度とは別に着想という点で)うわあこの発想は一本取られた!!!!」的な要素は、正直昨年の方が強かった気がします。というか昨年のがあまりにもお見事すぎて印象に強すぎるんですよね。その代わり、地道にうんうん考えつつ手と足を動かせばとりあえず正解には漕ぎつけられるような問題が多い気がするので、ここは好みの問題かもしれません。

「えっ指示が出てきたけど具体的に何をどうしろと言っているのかよく分からない」というタイミングもあるでしょうが、だいたいその場合は「何」を「どうする」のかの部分を探すこと自体が解くべき謎なので、そこは割り切って思いきり悩みましょう。

 

 

やはり年々参加者数は増えているようで、回を重ねるごとに「なるべく参加者一極集中させない」「人がいっぱい集まっても邪魔にならない場所へ誘導する」といった、運営面での工夫がパワーアップしているなと感じさせられます。その分やれることの制限は出てくるだろうに、それを感じさせない謎のバリエーションが恐ろしいです。

unyora-d.hateblo.jp

同じSCRAPが主催している下北沢謎解きの方も、どうやら2019年3月までイベント期間を延長しているようなので、併せてどうぞ。