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うにょら~堂

都内在住のへなちょこ社会人(バイク乗り、たけのこの里派)が思ったことや行ったところについて書きます。

「かなまら祭」に行ってきた。【後編】

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前回の続きから。

12時ちょうどから神輿が町に繰り出すので、神輿のコース途中で出迎えて様子を眺めることに。

川崎大師の向こう側にある公園を折り返し地点に、2時間にわたって町を練り歩くらしい。

ということで、神輿のコースをたどりながら、周辺のかなまら祭にタイアップするお店を物色します。

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(男性ベクトルに)ナイスバディなコスプレのおっちゃんが町を歩いていました。

引き締まった脚に胴体も逆三角形フォルムと、どう考えても良い身体している。

このナイスバディなガイを入れてコスプレ姿は計3名いらっしゃったのですが、ピカ棒持って誘導したり警備員と話している様子を見るに運営サイドの方な模様。

いったい何者なのか、その謎は最後まで解き明かされないままです。

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さくら棒という、おそらく麩菓子。

先端近くにいい具合のくびれを作っていて、とてつもなく長くて太くて軽いソレのよう。

幼女がこれを抱えて歩く姿を見たときはなんかちょっと……見てはいけないものを見た感が……。

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あげまん。

あげたまんだよ!!!!

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割れせんべい。

割れせんそのものは何もそれっぽい要素がないものの、書いてある文句が

割れ目に味がしみこんでます

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かなまら提灯という超ストレートな商品。

小ぶりなわりにいい値段しますが、人気アイテムらしい。

ちなみに、デフォルメされたシンボルながらもド直球なデザインのTシャツやタオルもところどころで売っています。

KANAMARAと書かれたスポーツタオルを外国人さんが掲げる姿はまさしく異様。

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手ぬぐい。

こんなデザインなら持ち歩いてもバレないんじゃね? という希望もなかったとは言えませんが、日の目を見ることがなさそうなので購入は辞退しました。

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コース途中の食事処にあるこの掲示。

神社ではそろそろ神輿が境内を出たかという時間でしたが、ちょうどお昼時だったのでそこで食事しつつ神輿を待つことに。

もちろんオーダーは「子宝そば」。

見てのお楽しみとありますが、Twitterですらその姿を伏せて紹介されていた奥ゆかしき一品です。

R-18な麺類とはいかに。

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……普通においしそうな蕎麦じゃないですか。

と思って箸をつけてみたら、ちくわの天ぷらにうずらの天ぷらが2個くっついてる……?

しかも衣がちゃんと一体化しているうううううう

……っとなるとこの上に盛られた海苔がなんかソレっぽく見えてくるううううううう

ということで配置とアングルを修正した一枚をどうぞ。

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ああもう完全にナニですわ。

しかもこの棒の部分、ただのちくわじゃなくて、縦に割ったちくわと魚肉ソーセージを重ねて揚げているんです。

そして魚肉ソーセージ部分がやや飛び出しているものの、そこには衣が少なめ。

つまりどういうことかというと、こういうこと。

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こいつ剥けてやがる。

なんじゃこりゃー的な感想というよりも、この蕎麦の手の込みように素直に感心してしまいました。

蕎麦を平らげてくつろいでいたところに、突然外が騒がしくなる。

店の窓の障子を開けてみると、そこにはすさまじい光景が。

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掛け声をあげて神輿を担ぐ人々。

カメラを構えつつその神輿に付いて行くさらに多くの人々。

さっきまでふらふらと歩けた道がいつの間にかぎゅう詰めになっていて衝撃でした。

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掛け声に耳を傾けて何を叫んでいるのか聞いてみると、

「でっかいまーら! でっかいまーら! でっかいまーら!」

すごいこと言っているのですが、いかんせん回数が多すぎてよく分からなくなってくる。

この店で神輿を待つかーというつもりで入ったものの、偶然にもいいアングルから神輿を拝むことができましたとさ。

見かけたかなまらタイアップ商品を色々と紹介してきましたが。

一帯を歩いていて一番目につくのは、ナニの形をした飴。

カップルが並んで歩いていて、女性の方だけがそれを舐めていたりとか。

外国人女性がその形をわりとこなれた仕草で口にくわえていたりとか。

男の方だけじゃなくて女性のそれもあったりだとか。

飴屋の売り子さんが「男性のは売り切れちゃったけどレディースならあるから」と言い出したりとか。

カップルの彼の方が女性の形を、彼女の方が男性の形を舐めていたりとか。

つい見てしまうのはご愛嬌。

色々想像がはかどります。

その形をした飴は神輿ルート一帯で、大きさから色まで様々なタイプが売られています。

なかでも、神輿の折り返し地点である公園に店を構えていた飴細工の屋台のそれが、最も生々しいというか悩ましい質感と色をまといダントツな雰囲気を放っていました。

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そうさそれがこいつだ。一本700円。

練り飴なので粘った痕跡がやたら筋っぽく、淡い桃色であるのもなんだか……おおぅ……

ま、買ったんですけどね。

咥えて間もなく外国人さんが「撮っていい?」って言ってきましたが逃げました。

最初の一口がだいぶ躊躇しますが、いったん食べ始めればどうということはない。

実寸大であればたいそうご立派なスケールであるイチモツを咥えつつ、ぼんやりと「かなまら音頭」を眺める。

かなまら音頭、最初は和装の地元っぽいお姉さま(※年齢層はお察しください)だけが輪になって踊っていたのに、次第に外国人観光客が混ざって踊りを覚えていく。

不思議な異文化交流を目の当たりにしつつ、口にはなかなか小さくならないそれをぶち込み続ける。

喋りつつ休みつつではありましたが、最終的に飴は舐めきるのに2時間弱かかりました。

ここぞとばかりにバッキバキに歯を立ててやりましたとも。

そんなこんなしつつ、帰りは川崎大師に寄って帰路へと就きましたとさ。

かなりの割合で興味本位で参加した祭でしたが、町ぐるみで盛り上げようとするその感じは見ていて楽しかったです。

いい大人がナニの形した飴をしゃぶる姿が町のいたるところにあるという、非日常感あふれる光景を目にするだけでもその価値はあるかもしれない。