かねてから行きたいと思っていたスポットが茨城県内にいくつかあったので、終日空けられたタイミングでまとめて走りに行きました。いつもの通りバイクです。
国営ひたち海浜公園 みはらしの丘(ネモフィラ)
(9:42)
有料ですがちゃんとバイク置き場ありました(西側駐車場内)。安心してください。
国営ひたち海浜公園 – 海と空と緑がともだち。ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市にある国営公園です。
(9:52)
思っていた以上に敷地が広い。西側ゲートから10分ほどでみはらしの丘が見えてきました。毎年4月中頃に青い花を咲かせることで有名なネモフィラのスポットです。
(10:40)
(10:23)
(10:11)
(10:26)
この日の開花状況は公称では5分咲き。しかし、場所によっては満開の部分もあり見ごたえ十分でした。
2018.4.8、国営ひたち海浜公園「みはらしの丘」のネモフィラ。5分咲きとの情報でしたが場所によってはほぼ満開のような場所もあり見ごたえ十分でした。 pic.twitter.com/RlL2BM1Mu3
— 奇行太朗 (@kiko_taro) 2018年4月8日
日鉱記念館
(12:21)
日立鉱山の跡地に建てられた記念館。日立鉱山はかつて日本を代表する銅鉱山の一つであり、JXTGホールディングスや日立製作所、日産自動車に代表される日産コンツェルンなどの源流となる鉱山です。旧財閥には鉱山を母体とするところがいくつもあります。館内では日立鉱山にまつわる資料のほか、それらの起業の足取りを展示しています。
近代の産業を大きく支えた日立鉱山ですが、一定以上の品位の鉱石を採りつくしてしまったことで現在は閉山しています。ちなみに記念館は全館無料で見学できます。駐車場だって停め放題です。
(12:47)
第一竪坑。
(12:51)
特に気に入ったのはこちらの鉱山資料館。
(12:53)
木造の建屋。先の戦時中から工場として実際に使われていたんだとか。
(12:54)
鉱石の他、使用されていた変圧器やモーターや削岩機などが展示されています。
(13:00)
(12:54)
(13:00)
(13:02)
男の子ってこういうのが好きなんでしょう!!!?!?
先にご紹介した日立製作所は、日立鉱山で使用する機械の修理をその発端としています。海外製のそれらをいじっているうちに、ええい自分らで作ってしまえという。
奥日立きららの里 ワクワクスライダー
日鉱記念館から目と鼻の先にある、家族連れなどを対象にしたレクリエーション施設です。 そんな場所になぜ来たのかというと、目当てはこのワクワクスライダー。
(13:14)
看板にそこはかとないダサみを感じる。しかし面白さは一級です。
(13:16)
(13:22)
日本一長い滑り台らしい。滑り台といっても、ローラーのついたソリのようなもの(ブレーキ付き)で滑り降ります。下まで滑ると、リフトで引き上げられてゴール。乗車中のカメラ撮影ができないので雰囲気をお伝えすることができないのですが、僕の好きなニコニコ車載主がその様子をアップしているのでご覧ください。
最高時速は時速30kmらしいです。滑走中もカーブごとに係員が立っていて、速すぎるとブレーキを掛けろ的な札を掲げてきます。
……端的に言って超面白い。
視点が低いので体感だとスピードはかなり速いです。カーブでは左右に大きく振られます。傍からすればバイク乗りならこういう感じ慣れてるんじゃないのと思うかもしれませんが、速度によっては普通に怖いです。というかカーブではしっかり身構えていないと本気で投げ出されそうになります。
ブレーキを極力使わないように等スピード狂に走らずとも十分に楽しめますので皆さま是非どうぞ。奥日立きららの里への入場料320円、スライダーの料金1回520円とそれなりにしますが、払うだけの価値はあるかと思います。
袋田の滝
大子(だいご)町にあります。華厳、那智と並び日本三名瀑の一角。しかし袋田の代わりに他の滝が入るパターンもあるらしいです。
こちら、古くからの観光地に時々ある「私営の駐車場が呼び込み合戦を繰り広げている」系のスポット。町営の無料駐車場があるにはあるのですが、やや離れていて現実的ではないのとなかなか気付けないかと思います。例によって、料金は滝から離れるほど安くなっていきます。
(14:36)
ガルパンののぼりが立っている駐車場には案の定ガルパンの痛車がいました。
(14:39)
滝に最も近い一角に不思議な雰囲気の店(?)が。この店先の道はロータリー状になっていてくるっと引き返すことが可能です。
(14:44)
料金を払ってトンネルへ。
(14:46)
途中にあった展望台は正直何を展望させようとしているのか意味不明でした。滝は一番奥にあります。
(15:00)
トンネル内の観瀑台。上の方が見えませんが迫力があって良いです。
トンネルの終わりにはエレベーターがあり、それに乗ると上の観瀑台に出ることができます。
(14:57)
こちらが上の観瀑台からの眺め。4段に分かれて落ちることから四度の滝とも呼ばれるその全貌が見下ろせます。しかし若干離れすぎなのでスケール感は下のほうがあった気がします。
(15:03)
トンネルの途中にある吊り橋方面の出入り口から退出。するとここからも滝が見えます。あれ、有料のエリアじゃないのにわりと良い眺め。
そんな感じで日帰り茨城ツーリングでした。走りというよりは観光メインだったのでバイク要素はほとんどありませんね。車でもバイクでも皆さん是非どうぞ。